第3次「はんざん桃源郷の里」まちづくり計画

平成31年4月


(1)将来像          人と自然が調和した住みよいまち

(2)シンボルテーマ     「はんざん桃源郷の里」

(3)まちづくりの基本的な考え方

 まちづくりの目標は、すべての住民が自らの意思に基づいて幸せに暮らせる社会の実現にあります。
 人々が幸せであるためには、まず心身の健康が大前提となり、その上に経済的・物質的な豊かさ、精神的な充足と安らぎが必要です。
 そのためには、地域のすべての住民が健康で心うるおう生活を営むことのできる生活環境整備が必要となります。これまで行政・地域団体等主導で進められてきたまちづくりの現状と課題を踏まえ、本コミュニティとして今後5ケ年間に取り組むことのできる目標を次のように考えています。

(4)まちづくりの目標

自然と調和のとれたまちづくり

 
私たちのまちの生活基盤づくりは、まだ完備iされた状況ではないので、継続中の土砂災害危険地域、ため池、道路・河川整備、土地利用の見直し、情報通信網の整備、自然と調和のとれた美しい景観づくりなど、住民の意見を集約しながら関係機関への意見・要望活動に取り組みます。

健やかに暮らせるまちづくり

 
安全・安心に健康で暮らせる質の高い生活環境の創出に力を入れるとともに、住民の視線に立った利便性の向上、サービスの充実等が大切です。あらゆる人間生活を良好に営むことのできる自然環境の保全整備、生活や産業の源である水環境整備、自然への負荷の少ない生活環境整備、住民の生命・財産を守る防災・防犯・交通安全・救急体制の整備などに取り組みます。

心豊かな人を育むまちづくり

 
超高齢化社会の到来による自由時間の増大、生活様式や時代の急激な変化の中において、みんなが心豊かで、時代に見合った生活を送るためには、人と人との交流や生涯学習機会の提供、心身の健康づくりの場が大切です。”いつでも、どこでも、だれでも”時代に合った学びや健康づくりのできる環境づくりに取り組みます。

みんなで助け合うまちづくり

 
すべての住民が自らの意思に基づいて、幸福に暮らせる社会づくりのためには、お互いが共助の精神を育むことが重要です。高齢者世帯や子どもたちの安全が危惧されています。地域でお年寄りや子どもたちを見守り、安全・安心に暮らせる思いやりに満ちた地域づくりに取り組みます。

みんなが参加するまちづくり

 
幸福な暮らしが送れる社会を実現するためには、これまでのように全て行政任せでは問題解決にはなりません。住民自らが行うこと。(自助)・共に助け合いながら行うこと(共助)・行政が行うこと(公助)をそれぞれが役割分担し、自分たちのまちづくりに積極的に参加する意識の啓発と実践活動ができるような環境づくりに向けて、コミュニティが住民みなさんの身近な存在になるように務めます。